議会の運営<本会議・委員会>
[2009年4月8日]
議会の本会議には、定期的に開催される定例会と、必要に応じて開催される臨時会があります。
本会議は議員全員で構成され、町の予算や条例などの議案を審議し、最終意思を決定する会議です。
定例会は、町条例で年4回開会すると定められていて、特別の場合を除いて3月、6月、9月、12月に開かれます。
定例会では、町長から出された町条例案や町予算の審議、決算の認定の他、一般質問が行われます。
臨時会は、議会の議決が必要な案件が出てきて次の定例会まで待つわけにはいかないような場合に、その案件のみを審議するために開かれるもので、定例会のように開会の回数に制限はなく、その都度開くことができます。
議案その他の議決事項は、最終的には本会議で決定されますが、本会議の予備的な下審査機関として常任委員会が設けられています。
これは、通常、定例会や臨時会の会期中に本会議を開いて議案の審議などを行いますが、町の仕事は広範多岐にわたり、また内容も複雑なため、本会議だけでは審議しきれないような案件もあります。それらの案件をいったん常任委員会に付託し、専門的に、より詳しく調査や審査を行うものです。
委員会の所管事務の調査は、条例案その他議案の立案のためや、問題点のある事務の改善策を究明するための調査が主となります。
審査とは、本会議で委員会に付託された議案や陳情の内容をよく検討し、可決すべきものであるか、修正が必要か、否決するか、または採択すべきものか、不採択とするかなど、委員会としていずれかの結論を出すことです。
笠置町は、平成20年11月1日から議員の定数が減少したことに伴って、「総合常任委員会」の1委員会が設置され、議員全員がこの委員会に所属しています。
議会運営委員会は、多数の議員で構成される議会を円滑かつ効率的に運営するために、常任委員会とは別にある委員会です。議会の運営に関することや、会議規則に関する調査などを行っています。
特別委員会は、議会が必要と認める場合に特定の付議事件を調査または審査する委員会で、常任委員会とは異なりその都度設置されるもので、その審査や調査も付議事件に限られます。
笠置町では現在、次の特別委員会が設置されています。