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議案第51号「特別職の職員で常勤の者の給与の額の特例に関する条例一部改正」に関する付帯決議

[2019年5月23日]

議案第51号「特別職の職員で常勤の者の給与の額の特例に関する条例一部改正」に関する付帯決議

町民の熱い信託を受けられ始まった西村町長も、早3年が経とうとしている。

 しかしこの間、特に平成30年度は当町において今までなされたことがなかった職員の懲戒処分事案が2度も発生する事態となった。これは我々議員をはじめ町民の期待を裏切ったとても大きな問題である。

 この問題において前定例会で町長は自らのけじめと称し、副町長と共に給与を一時的に減給する措置を講ずる議案を提案されたが、笠置町議会は更なる慎重な審議が必要と判断し委員会付託とした。議案においてはたった今、可決という苦渋の選択をした結果となったが、これは町長、副町長の減給額の大小にかかわらず、自らを罰する姿勢を尊重したことが理由である。しかし、それだけではこの大きな問題が解決されたことにはならないことは言うまでもない。

 今回、新しく計画された「笠置町役場業務改善・人材育成実施計画」に基づいて、町長及び副町長の指揮の元、今まであやふやだったことをルール化し、町職員の人材育成に力を注がれ、笠置町の自治運営が健全なものとなるよう一層努力されるよう要望する。

 また、この「笠置町役場業務改善・人材育成実施計画」を着実に実施されると共に、職員だけが問題ととらえず、町長におかれては自治体の長としての自覚を持っていただき、職員はもとより我々議員及び町民が信頼できるリーダーとなられるように、副町長におかれてはその補佐役として町長をしっかりと支える役割を果たしていただき、町長、副町長、職員が一帯となって信頼できる関係を構築され、一連の事案により失った笠置町の信頼を一日も早く回復されることを併せて強く要望する。

 以上、決議する。

 

 

                     平成31年3月12日

京都府相楽郡笠置町議会


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