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木津川市・相楽郡選挙区の府議会議員定数の増員に関する決議

[2018年6月12日]

木津川市・相楽郡選挙区の府議会議員定数の増員に関する決議


 京都府議会は、前回の京都府議会議員一般選挙に向け平成26年9月定例会において議員定数について「一票の格差」を是正するため、「一増一減」の条例改正案を可決されました。

 その内容は、宇治市・久世郡選挙区の定数を5名に増やす一方で、左京区選挙区の定数は4名から3名に削減したところであり、その経緯などについては、様々に新聞報道がされたところであります。

 京都府南部に位置し、奈良県・三重県との府県境にある木津川市と相楽郡は、学研都市等による開発での企業誘致や宅地開発により人口が急増する西部と、過疎化・少子高齢化により人口減少が著しい東部との地域間格差が進む広範囲の地域です。

 相楽東部は、リゾートの誘致や「道の駅」のオープンなど、明るい話題はあるものの、農業の担い手不足や買い物困難地域、さらには医療問題など数多くの課題が山積しております。

 これらの行政需要は単に人口問題だけではなく、多くの行政課題が様々な要因によって、同じ選挙区内でありながら西部と東部の格差は年々拡大してきています。

 もとより、木津川市・相楽郡は、行政の効率化を図る取り組みを進めているところですが、広域行政の調整を担当する「府への行政需要」は、年々増大しているのが現状です。

 よって、京都府議会にあっては、なぜ木津川市・相楽郡選挙区の議員定数が2名の現状なのか、当該選挙区民が納得できる理由を明確に示していただくとともに、相楽東部の現状を直視していただくためにもこの地域からの選出を目指せるよう、定数増員に対しての再考を強く求めます。

 以上、決議する。

 

平成30年 6月12日

 


京都府笠置町議会


 


 


 


 


 


 


 



  




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