ページの先頭です

いこいの館運営対策特別委員会設置に関する決議

[2017年2月17日]

いこいの館運営対策特別委員会設置に関する決議

決議第 1号

                                   平成28年11月 1日

                                        提出者 総合常任委員長  西 岡 良 祐

  

     いこいの館運営対策特別委員会設置に関する決議

  上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。

  

いこいの館運営対策特別委員会設置に関する決議

 

 次のとおり、いこいの館運営対策特別委員会を設置するものとする。

                 記

 1 名   称  いこいの館運営対策特別委員会

 2 設置の根拠  地方自治法第109条及び委員会条例第5条

 3 目   的  いこいの館の運営の安定と経営対策

 4 委員の定数  8 名

 5 調査の期限  調査の終了まで

 

 

 古くから史跡と観光の町として栄えた当町は、笠置山をはじめとした史跡めぐりや、自然を活用したキャンプ・カヌーなどのアウトドアを楽しまれる方が大勢訪れ、全盛期には年間100万人を超える入込み客もあったほどですが、近年の不況の波と時代の変化と共に年々入込み客数も減少傾向にある中、笠置の再生を賭けて建設されたのが温泉娯楽施設であるわかさぎ温泉・笠置いこいの館です。

 土地の誘致、温泉掘削、建物の建築等をすべて町が出資し、セクターとして平成9年に町の期待を背負ってオープンしました。

 オープン当初は、物珍しさと温泉の質の良さが受け入れられ、近隣町村はもとより奈良、京阪神方面からの入館者も多く見られましたが、近隣の町村に同類の施設が多数建設されるとともに当館への入込みは激減し、ここ数年は町が補てんするなどの赤字経営が続いています。

経営や食部門を業者に委託するなど手立てを講じるも効果は薄く、更には建物の老朽化が懸念される中で、町がこれ以上の赤字補てんをするのは町の財政難を悪化させるものになりかねません。

笠置町議会は町が存続していくためには笠置いこいの館がどうあるべきか、その存在意義を問いただすため、ここに特別委員会を設置するものです。

 


Copyright (C) Kasagi town. All Rights Reserved.