新生児聴覚検査費助成事業
[2022年8月17日]
生まれてくる赤ちゃんの1,000人に1~2人は、生まれつき難聴があると言われています。耳が聞こえにくいと言葉が出にくくなるため、言葉の発達の遅れやコミュニケーションがとりにくいなどの支障が起きやすくなります。難聴を早く発見して適切な支援を受けることで、ことばを聞く力や話す力をつける練習ができ、難聴によって起こる支障を最低限に抑えられることが分かっています。新生児聴覚検査は、赤ちゃんが受けることのできる耳の聞こえの検査で、早く難聴をみつけることができます。赤ちゃんのすこやかな成長のためにも、新生児聴覚検査を受けましょう。
赤ちゃんを対象に行う耳の聞こえの検査です。多くの医療機関は、出生後から退院するまでに検査を行っています。
検査機器は自動ABR又はABR検査と、OAE検査の2種類あり、どちらの検査も痛みを伴わず、赤ちゃんが眠っている間に受けることができます。
※詳しくは、検査を受ける医療機関にお尋ねください。
令和3年8月17日以降に生まれ、笠置町に住民票を有する新生児(原則、生後28日未満)
※厚生労働省では生後3日頃の検査を推奨しています。
検査の対象者に該当する新生児の保護者で、笠置町に住民票を有する者
(1)自動ABR又はABR検査:上限4,020円
(2)OAE検査:上限1,500円
※助成を受けられるのは上記検査のうち、いずれか一方の初回検査のみです。
※助成上限額を超えた検査費用は、自己負担していただきます。
笠置町が委託する医療機関で出産予定の方には、母子手帳交付の際に「新生児聴覚検査 受診券」をお渡しします。
検査を受ける際は、医療機関の窓口に受診券を提出してください。検査費用が助成上限額を超えた場合は、上限額との差額を医療機関の窓口にお支払いいただきます。
委託医療機関以外の医療機関で検査を受ける方や転入等により受診券を持っていない方は、検査費用と助成上限額を比較して少ない方の金額を償還払いの手続きにて助成します。
【申請期間】
検査を受けた日から起算して1年以内
【申請方法】
以下の書類を添えて、保健福祉課まで申請してください。
①笠置町新生児聴覚検査費助成金償還払申請書兼請求書
※申請書兼請求書は、役場保健福祉課にあります。また、添付ファイルからもダウンロードできます。
②医療機関等が発行する聴覚検査の領収書又は診療明細書
③聴覚検査の検査結果の写し又は母子健康手帳の写し
添付ファイル