事務の不適切な処理について
[2025年9月10日]
総務財政課が所管する、総務省の令和6年度社会保障・税番号制度システム整備費補助金に関し、地方公共団体情報システム機構へ令和7年3月末までに負担金を納付することが補助金の交付要件であったが、支払事務を失念し、期日までに支払いが完了していなかったため、国庫補助金(2,619,000円)が交付されなかった。
当該補助金については、町の一般財源を充当した。
担当者の書類の管理怠慢による請求書の紛失と、支払期日の誤認など補助金交付要件の認識不足があった。
また所管課長にあっては、課内業務の監督不十分であった。
会計担当は、保健福祉課担当から口座振替データを受理したが、処理を誤り、ゆうちょ銀行にデータが送付できていなかった。
また保健福祉課担当は、会計担当にデータを渡す際に、振替依頼書の作成を怠ったうえに、7月末に振替処理が完了したか確認していなかった。
所管課長にあっては、担当者への指導監督不十分であった。
住民の皆様に対し深くお詫び申し上げます。
今回の事案2件については、職員の事務処理誤りであり、認識不足、確認不足が招いた事案です。
今後同様の事象が起こらないよう、法令の遵守、制度の認識、また組織の管理体制の強化に取り組むとともに、公金の事務処理において、遺漏がないよう複数名での確認を行うなどチェック体制を強化し、信頼回復に努めます。
笠置町長 山本 篤志